知識だけでは勝てない理由

投資の知識を学び始めた頃、
ワシはその面白さに夢中になっていた。
本や動画で覚えた手法や知識が増えるほど、
実際の投資に役立つものだと信じていた。
勝てる、というより
「これで負けることはないはずだ」
そんな根拠のない自信が、
いつの間にか芽生えていたのかもしれない。
知識が増えるほど、迷いも増えていった

ファンダメンタルもテクニカルも、
間違っているとは思っていない。
理論としては納得できるし、
過去の値動きを見れば「なるほど」と思える。
だが、
今この瞬間の株価を、
誰も予測することはできない。
どれだけ知識を身につけても、
最後に判断するのは自分ひとりや。
そしてワシは、
ある違和感を覚えるようになった。
知識が増えるほど、
判断が鈍っていく。
選択肢が増えすぎて、
逆に決めきれなくなる。
そんな状態に陥っていた。
頭では分かっているのに、行動できない
頭ではどうすべきか分かっている。
だが、
それができない。
少し利益が出ると、
怖くなってすぐ利確してしまう。
損が出ると、
決めた損切りラインを守れない。
「もう少しだけ様子を見よう」
その一言が、
何度も判断を狂わせた。
気づけば、
ルールはあってないようなものになっていた。
なぜこんなことが起きるのか

今なら分かる。
問題は知識ではなかった。
感情や。
恐怖と欲。
この2つが、
判断を簡単にねじ曲げる。
どれだけ正しい知識を持っていても、
その場で感情に支配されれば、
意味がない。
ワシは、
それを何度も繰り返していた。
あなたも同じ状態になっていないか
あなたはどうだろうか。
勉強しているのに、
なぜか結果が出ない。
知識は増えているのに、
むしろ苦しくなっている。
もしそう感じているなら、
それは知識が足りないのではない。
向き合い方がズレている可能性がある。
ワシも、
まったく同じ状態だった。
本当に鍛えるべきだったもの
振り返ってみると、
足りなかったのは知識の量ではなかった。
判断を支える軸。
感情に引きずられたときに、
一度立ち止まる力。
何を知っているかではなく、
「どう行動するか」
そこがすべてだった。
あの頃のワシは、
知識があれば勝てると思っていた。
だが実際には、
知識があるほど迷い、
動けなくなっていた。
そしてその迷いが、
少しずつ資産を削っていった。
知識は武器になる。
だが、
使い方を間違えれば、
それは自分を縛る鎖にもなる。
ワシは、
それを身をもって知ることになった。
このブログで伝えたいこと
このブログでは、
成功体験を並べるつもりはない。
むしろ、
うまくいかなかった過程や、
迷い続けた記録を残していく。
その中で、
同じ場所で立ち止まっている人に、
何かひとつでも伝わればと思っている。
次回予告
このあとワシは、
投資との向き合い方を大きく見直すことになる。
知識ではなく、
「ルール」を持つという考え方や。
次回は、
そのときに決めた
「自分なりのルール」
について書こうと思う。
自信を失っていった経緯は前の記事をご覧ください。
👉第2回投資で判断力が崩れる瞬間|空売り失敗が教えた自信喪失
勝とうとする投資をやめた日の話は次の記事に続きます。


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