第30回|インデックス投資という“土台”|毎月20万円を淡々と積み立てる理由

資産再登山記

前回(第29回)は、

ワシの資産形成における現在地を書いた。

空売りの失敗で三合目まで転げ落ち、

そこから再び山を登ってきた。

現在のワシを支えているのは、

スイングトレード。

インデックス投資。

高配当株投資。

この三本柱である。

今回は、その二本目。

派手さはない。

毎日のように売買するわけでもない。

ただ、決めた金額を淡々と積み立てる。

ワシが「農耕」と呼んでいる、

インデックス投資について書いてみたい。


■この記事でわかること

・与作がインデックス投資を続ける理由

・現在積み立てている商品と金額

・新NISAの年間投資枠を無理に使い切らない理由

・インデックス投資とスイングトレードの役割の違い


■結論

👉 インデックス投資は資産形成を支える土台である

👉 毎月20万円、年間240万円を基本に淡々と積み立てる

👉 新NISAの残り120万円は、急落時のために残しておく

👉 上がっても、下がっても、やることは変えない


インデックス投資は退屈である

株をやっていると、

毎日の株価が気になる。

今日は上がった。

今日は下がった。

スイングトレードなら、

その値動きが利益にも損失にもなる。

だから相場を見て考える。

期待値を計算する。

買うか。

待つか。

利確するか。

損切りするか。

毎日が判断の連続だ。

しかし、

インデックス投資は違う。

決めた日に。

決めた商品を。

決めた金額だけ買う。

ワシは現在、

eMAXIS Slim先進国株式インデックスへ毎月10万円。

eMAXIS Slim S&P500へ毎月10万円。

合計20万円を積み立てている。

年間では240万円になる。

やることは、

本当にそれだけだ。

正直に言えば、

退屈である。

だからといって、

途中でやり方を変えたくなる。

もっと儲かりそうな商品へ乗り換えたくなる。

相場が下がれば、

積立を止めたくなる。

だが、

ワシはそれをしない。

インデックス投資とは、

面白さを求める投資ではない。

資産形成の土台を育てる投資だからである。


インデックス投資は「農耕」である

ワシは以前から、

インデックス投資を

「農耕」

と呼んでいる。

畑に種をまく。

水をやる。

雑草を取る。

そして収穫まで待つ。

昨日まいた種を、

今日掘り返して

「育っているかな」

と確認する人はいない。

相場も同じだ。

株価が上がった。

下がった。

ニュースが騒いでいる。

そんなことで、

毎月の積立を止める理由にはならない。

農家が毎日の天気だけで畑を捨てないように、

インデックス投資も、

目先の値動きだけでやめるものではない。

時間を味方につける。

それが、

ワシの考える農耕型投資である。

新NISAを満額使い切らない理由

新NISAの年間投資枠は360万円である。

ワシの基本積立は年間240万円。

つまり、

120万円分の枠が残る。

「もったいない。」

そう思う人もいるだろう。

だが、

ワシは枠があるからという理由だけで、

無理に使い切るつもりはない。

残り120万円は、

大きな暴落が来た時の追加投資枠として考えている。

何も起きなければ、

使わなくてもいい。

非課税枠を使い切ることより、

自分のルールを守ることの方が大切だからだ。

ワシの資産形成には、

スイングトレードもある。

高配当株投資もある。

だから、

すべてをインデックス投資へ回す必要はない。

使える枠と、使うべき金額は別物。

それが、

今のワシの考え方である。


暴落した時こそ農耕である

インデックス投資を続けていれば、

必ず暴落に出会う。

評価益は減る。

時には元本を割ることもある。

ニュースは悲観一色。

「もう終わりだ。」

そんな声も聞こえてくる。

だが、

ワシはそこで積立を止めようとは思わない。

畑は、

晴れの日だけでは育たない。

雨の日もある。

嵐の日もある。

それでも、

農家は畑を捨てない。

インデックス投資も同じだ。

下がったから売る。

上がったから買い増す。

そんな感情で動いていては、

農耕にはならない。

上がっても積み立てる。

下がっても積み立てる。

決めたルールを守る。

それが、

一番難しく、

一番大切なことなのだと思う。


土台があるから攻められる

スイングトレードでは、

期待値が外れることもある。

含み益が一日で大きく減る日もある。

損切りする日もある。

しかし、

ワシが必要以上に慌てないのは、

資産形成のすべてを

スイングへ賭けていないからだ。

毎月積み立ててきた

インデックス投資という土台。

配当を積み上げる

高配当株という果実。

そして、

利益を狙う

スイングトレードという攻め。

三本柱には、

それぞれ役割がある。

だから、

一つがうまくいかない時でも、

資産形成全体は崩れない。

ワシが三本柱にこだわる理由は、

ここにある。


👉まとめ

▶ インデックス投資は資産形成を支える「農耕型」の土台

▶ 毎月20万円、年間240万円を淡々と積み立てる

▶ 新NISAの残り120万円は、急落時のための余力として残す

▶ 上がっても、下がっても、積立を続けることが一番大切

▶ 土台があるからこそ、スイングトレードでも焦らず攻められる


攻める日もある。

果実を収穫する日もある。

だが、

農耕だけは毎月続ける。

それが、

今のワシの資産形成である。

焦らず。

恐れず。

欲張らず。


■次回予告

投資の世界では、

よくこんな言葉を耳にする。

「JUST KEEP BUYING」

ただ、買い続けろ。

確かに、

長期投資の王道なのだろう。

だが、

60歳を過ぎたワシが、

20代や30代とまったく同じ考え方でいいのだろうか。

次回は、

残された時間とリスクを踏まえながら、

なぜワシがインデックス一本ではなく、

三本柱という資産形成を選んだのか。

その理由を書いてみたい。


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