第28回 | 与作流スイングトレードのリスク管理

資産再登山記

ここ二回は、

具体的な期待値トレードの話が続いた。

一つの局面を追いかけ、

ゴールポストが動く様子を、

できるだけ正直に書いてきた。

ただ、

個別の事例に寄りすぎたかもしれない。

だから今回は、

いったん原理原則に立ち返りたい。

スイングトレードを続けるうえで、

何よりも欠かせない大前提。

それが、リスク管理である。

■この記事でわかること

・与作流スイングトレードのリスク管理

・なぜ信用余力100%以上を維持するのか

・なぜ追証を絶対に避けるのか

・買い増しと損切りの考え方


■結論

👉 信用余力100%以上を維持する

👉 追証と強制決済は絶対に避ける

👉 買い増しにもルールがある

👉 リスク管理こそスイングトレードの生命線である


スイングトレードは危ないのか

「スイングトレードは危ない。」

そんな話をよく耳にする。

確かに、

やり方を間違えれば、

簡単に資産を失う。

信用取引だから危険なのではない。

ルールを持たずに取引するから危険なのである。

ワシが一番大切にしているのは、

銘柄選びでも、

売買テクニックでもない。

リスク管理である。

今日は、

ワシが守り続けている三つのルールを紹介したい。

信用余力100%以上を維持する

ワシは、信用余力100%を切るような売買はしない。

理由は簡単だ。

相場は、

いつ急落するか分からないからである。

相場が下がった時、

一番困るのは含み損ではない。

何もできなくなることだ。

余力がなければ、

期待値が高まっても買えない。

冷静な判断もできなくなる。

だからワシは、

常に信用余力100%以上を維持する。

そうすれば、

急落しても慌てない。

焦って投げ売りすることもない。

相場は逃げない。

まずは、

自分が退場しないこと。

それが一番大切だと思っている。

追証だけは絶対に避ける

ワシが最も避けたいもの。

それが追証である。

追証になると、

相場を見る余裕がなくなる。

現金を入れるか。

株を売るか。

そんな判断ばかりになる。

さらに怖いのは、

強制決済だ。

自分で判断する前に、

証券会社に売られてしまう。

しかも、

売られるのはスイング株だけとは限らない。

長年積み上げてきた

高配当株まで処分される可能性がある。

それだけは、

絶対に避けなければならない。

だからワシは、

キャッシュ以上の勝負はしない。

信用取引だからこそ、

最悪の事態を先に考えておくのである。

買い増しにもルールがある

以前の記事でも書いたように、

ワシは無限ナンピンはしない。

買い増しはする。

しかし、

期待値が高いと判断した時だけである。

逆に、期待値が崩れたと判断すれば、

迷わず損切りする。

そこに、感情は入れない。

「もう少し待てば戻るかもしれない。」

「ここまで下がったのだから大丈夫だろう。」

そんな願望で売買を始めると、

ルールは簡単に崩れてしまう。

だからワシは、

買い増しも、

損切りも、

最初に決めたルールに従うだけである。

リスク管理が資産を守る

スイングトレードというと、

どうしても利益ばかりに目が向く。

しかし、

長く相場に残るためには、

利益よりも先に守ることを考えなければならない。

信用余力を残す。

追証を避ける。

ルールの範囲で買い増しする。

そして、

期待値が崩れたら潔く損切りする。

この積み重ねが、

結果として資産を守ってくれる。

派手さはない。

だが、

ワシはこれが一番強い戦い方だと思っている。

👉まとめ

▶ 信用余力100%以上を維持する

▶ 追証と強制決済は絶対に避ける

▶ 買い増しは期待値が高い時だけ行う

▶ 期待値が崩れたら迷わず損切りする

▶ リスク管理こそ資産を守る最大の武器である

■次回予告

次回は、

資産運用を続ける中で、

ワシ自身が感じている現在地について書いてみたい。

目標まであとどれくらいなのか。

何が変わり、

何が変わっていないのか。

資産7合目から見えている景色を、

率直に語ってみようと思う。

前回の記事はこちら

第27回(後編)|動いたゴールで、どう戦うか|50代から学ぶ与作流・期待値投資

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