第19回|収穫の柱 ― 高配当株投資の現在地

資産再登山記

■この記事でわかること

・高配当株投資の本当の選定基準
・「配当+株価成長」を同時に狙う考え方
・インデックス投資との役割の違い
・配当をキャッシュフローとして活用する意味


■結論

👉 高配当株は「配当の多さ」で選ぶものではない
👉 成長・収益・財務を備えた企業から、配当と株価上昇を同時に取りにいく投資である


高配当株という言葉を聞くと、
「利回りが高い銘柄を買う投資」と思われがちや。

ただ、それは違うと思っている。

ワシがやっているのは、
単に配当が多い銘柄を集める投資ではない。

高配当株の選定基準

見ているのはこの3つ。

👉 高成長
👉 高収益
👉 財務の健全性


この前提があって、はじめて配当を見る。

つまり👇

👉配当は“結果”であって、出発点ではない


配当だけを基準にすると、
いずれ無理が出る。

業績が伴っていない配当は、
長くは続かない。


配当と株価は切り離さない

■配当だけを見ていた時期もあった

正直に言うと、最初から今の考えに至っていたわけではない。

配当利回りが高い銘柄に目がいき、
「とにかく配当をもらえればいい」
そう考えていた時期もある。

だが、その考え方では長く続かない。

なぜなら、
業績が伴わない企業は、
いずれ配当を維持できなくなるからだ。

減配、あるいは無配。

そうなれば、株価も当然下がる。

つまり、
配当だけを見て投資するということは、
将来の不安定さを抱え込むことと同じ。

ワシはそこに違和感を覚えた。

配当はあくまで結果であって、
目的ではない。

企業が成長し、
利益を積み上げた結果として、
配当が増えていく。

そしてその過程で、
株価も上昇していく。

この両方が揃って初めて、
長く持ち続けられる投資になる。

そう考えるようになってから、
銘柄の見方は大きく変わった。

ここははっきりさせておきたい。

👉配当だけを取りにいく投資はワシの考える高配当株投資ではない。


業績が伸びる企業は👇

👉株価が上がる
👉配当も増える


この両方を取りにいく。

それが与作流の高配当株投資だ、


実際に、保有銘柄全体の平均では
👉株価は10年間で二倍以上の成長になっている。


👉値上がり
👉増配
👉株式分割

こういった形で、資産はじっくりと膨らんでいく。


■配当金の扱いをどうするか

ここはワシ特有の手法なのかもしれない。


👉配当金は再投資はしない。


受け取った配当金は

👉キャッシュフローとして扱う


資産は比較的安く買い、株価成長で増やしていく。
配当金は資産成長の原資とは考えない。


ここの区別は徹底している。


高配当株投資とインデックス投資との違い

インデックス投資は

👉市場全体の成長を取りにいく


一方で高配当株投資むは

👉企業単体の成長と還元の両方を取りにいく


どちらのやり方が優れているかではない。


二つの投資は役割が全く違う・・と考えている。



■なぜ高配当株を持つのか

その理由は非常にシンプルだ。


👉資産が増やす過程で
👉同時にキャッシュも生まれてくる


これが強い。


株価の成長は期待値がある間は持ち続ける
しかし配当金という副産物は確実に積み上がるものだ。


👉期待値以前に確実にキャッシュが生まれる

これは高配当株投資だけだ。



■高配当株の注意点

ただし、高配当株投資にはインデックス投資とは違い、

注意しなければならない点もある。

それは投資銘柄の定期的な見直しと入れ替えだ。

S&P500や先進国、オルカンなどの投資信託は

採用銘柄の入れ替えや投資バランスの見直しは

業績や期待値で自動的にリバランスされる。

自分自身は何も考える必要はない。

しかし、高配当株はそうではない。

保有銘柄の業績や配当見通しを自らチェックし、

リスクを感じれば売却し、

チャンスととらえれば買い増しも行う。

銘柄のリバランスは自分自身の見識で行う必要がある。

だから単に会社四季報を見て、配当利回りが高い銘柄を

選んで買えばいい・・・という考えは非常に危険だ。


大事なことは

業績の伸びと同時に配当金も“継続する””増配する”

その期待値があるかどうかだ

そこを見極めこそが高配当株投資の成否の分かれ目だ。


業績の裏付けがないのに、なぜか高配当を続けている銘柄

いわゆる“タコ足銘柄”は、ちょっとしたきっかけで

簡単に減配・無配・ストップ安・・・と大崩れしてしまう。

業績も伸びながら、高配当を維持し続けている企業

そんな優良企業を常に探し求めることが、高配当株投資の肝となる。


👉まとめ

▶高配当株は「ほったらかしの投資」ではない
▶インデックス投資とは役割が違う
▶大事なのは「継続できる・成長する高配当」


次回予告

次回はワシの投資を支える生活費・生活防衛費・投資資金を分割管理している

口座管理と家計管理についての考え方を詳しく話していきたい。

👉第18回インデックス投資の比率はどこまで増やす?崩れないポートフォリオの作り方

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