第14回|株価は読めない。だから私は「期待値」を使う

資産再登山記

■この記事でわかること

・株価が読めないという前提の重要性
・期待値という考え方の本質
・勝ち続けるための判断基準

ーーーーー

■結論

👉株価は当てにいくものではない
👉期待値で組み立てることで、勝ちは積み上がる

期待値で考える投資判断の基本

株価は予測できない

株価の未来は誰にも分かりません。

決算、材料、地合い、海外市場。

すべてが絡み合って動きます。

私は未来を当てにいくつもりはありません。

ただし、

何の根拠もない神頼みはしません。

私はAIで過去三年の値動きだけを分析している

私が使っているのは、

ChatGPTとPythonを使った統計シミュレーションです。

使うデータは、

・直近三年の日足終値
・対数リターン
・ボラティリティ

ファンダメンタルズは入れません。
テクニカル指標も入れません。

純粋に「値動きの特性」だけを使います。

過去三年の対数リターンとボラティリティを使い、
統計的シミュレーションで「◯日以内に◯円へ到達する確率」を算出しています。

そして、

6か月以内(信用取引の期限内)で、

どの価格帯まで到達しうるかを算出します。

私は90営業日以内を一つの基準にしています。

株価三段階 × 到達確率三段階

私はターゲット価格を三段階設定します。

例えば(あくまで参考例です):

現在価格 2,000円

・第一目標:2,200円(到達確率◯%)
・第二目標:2,350円(到達確率◯%)
・第三目標:2,500円(到達確率◯%)

この確率は固定ではありません。

銘柄ごとに変わります。

重要なのは、

どこまで上がるかではなく、

どこまでなら統計的に待てるか

です。

私は天井を狙っていない

完璧な天井は最初から狙いません。

「頭と尻尾はくれてやれ」

その通りだと思っています。統計上、最後の数%を取りにいくと成功確率は急激に下がります。

しかし私の問題はそこではありませんでした。

むしろ利確が早すぎたことが問題でした。

もっと伸びたのに。
もう少し待てたのに。

儲けを逃したくない・・・その一心で、焦って利益確定していたのです。

三段階ターゲットは“待つ力”をくれた

三段階の価格と確率を事前に設計するようになってから、

私は待てるようになりました。

途中で下げても、

「まだ第二目標の確率帯にいる」

と判断できる。

感情ではなく、

確率で考える。

これは私にとって大きな進歩でした。

利確出口は逆指値+成行のワンセット

利確は機械的に行います。

私は、

逆指値+成行をワンセット

で注文を出します。

価格帯に入ったら自動的に執行。

一切迷いません。

余計な感情を入れないための仕組みです。

期待値は“信仰”ではない

誤解しないでいただきたいのは、

私はこの期待値を盲信しているわけではありません。

統計の前提が崩れた・・・と感じたら、即撤退します。

期待値は、

自分の目論見を都合よく正当化するための道具ではなく、

利確・撤退を合理的に見定めるための道具です。

神頼みと何が違うのか

神頼みは思考停止状態です。

「絶対に戻るはずだ」という根拠のない自信。

期待値は冷静な客観思考です。

「過去三年の変動特性が続けば、この確率でここまで届く」

未来は誰にも見通すことはできません。

しかし、

確率で考えることはできる。

私はAIを信仰しているわけではありません。

自分の感情を制御するために有効活用しているのです。

👉前提となる考え方はこちら
「スイング投資で安定して稼ぐ方法|ボラティリティとボックス相場が勝ちやすい理由」 | 峠の与作|資産を積み上げる再登山記

👉三本柱の全体像はこちら
投資の現在形はシンプルだった|三本柱で迷いが消えた理由 | 峠の与作|資産を積み上げる再登山記

👉まとめ

株価は、読めない。

だが、

判断はできる。

感情ではなく、
確率で考える。

それが、
私の投資の土台だ。

👉次回予告

期待値だけでは、
戦い続けることはできなかった。

だから私は、
もう一度「三本柱」に戻った。

次回は、

なぜ私が
その形に戻ってきたのかを書きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました