資産が減った本当の原因は何か
60歳を過ぎて、
私は自分の資産を見つめ直すことになりました。

一時は「小金持ち」と呼ばれる層に、
あと一歩まで近づきながら、
判断を誤り、焦り、そして滑落しました。
このブログは、
その失敗と迷いの記録です。
第1回は、
私がなぜ資産3合目まで滑り落ちたのか、
その入口の話から始めます。
■ 資産は順調だったはずだった
定年を迎えた当時、
自分では資産形成は順調だと思っていました。
数字だけを見れば、
世間的には「問題ない」水準だったはずです。
それでも、
心の中は落ち着いていませんでした。
この先、本当に老後は大丈夫なのか。
何か見落としているのではないか。
そんな不安が、
いつも頭のどこかにありました。
■ 判断を狂わせた「過信」と「焦り」
定年後、時間は一気に増えました。
同時に、
「今からでも何とかしなければ」
という思いが強くなっていきました。
投資の本を読み、
YouTubeを見て、
毎日チャートを眺めるようになりました。
勉強しているつもりでしたが、
今思えば、それは
焦りを正当化する作業だったのかもしれません。
■ そして、滑落は一瞬だった
そんな中で手を出したのが、
株の空売りでした。
下がる銘柄を当てられれば、
上昇相場でなくても利益が出る。
当時の私は、
それを「黄金ルールの大発見」だと思っていました。
ですが、
一度歯車が狂うと、
取り返しがつかない世界でもありました。
結果として、
私の資産は6合目から一気に3合目まで滑落しました。

相場が荒れていたのではない。
荒れていたのは、自分の感情だった。
■ なぜ失敗は繰り返されるのか
このブログでは、
私が歩いてきた投資とお金の道のりを、
そのまま書いていきます。
うまくいった話よりも、
失敗した話のほうが多いかもしれません。
それでも、
同じように
「今さら遅いのでは」
と感じている方がいたら、
「そんなことはない」と
伝えられるかもしれない。
そう思って、
このブログを始めました。
このときの私は、
まだ気づいていませんでした。
「資産が減ること」だけが怖かったわけではなかった、
ということに。
判断を誤り続けた結果、
私は投資家として、
もっと大きなものを失っていきます。
次回は、
資産が減る以上に私を追い込んだ、
「ある感覚」について書こうと思います。

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