高配当株投資の魅力
高配当株投資は、単純に「利回りが高い株を買う」投資ではありません。
財務状態があまり良くないのに高配当を出している会社。
業績が安定しているのに、なぜか株価が伸びてこない会社。
そして、業績も株価も伸びながら、尚且つ高配当も出し続けている会社。
こうした会社の違いを見比べながら、
「本当に持ち続けられる優良企業」を見つけ出していく過程が、
高配当株投資の一番の魅力だと思っています。
最初は四季報から探しまくった
高配当株投資を始めた当初は、
四季報(電子版)を使って銘柄を一つずつチェックしていました。
配当利回り、自己資本比率、利益の安定性など、
自分なりの基準に合う銘柄をエクセルに書き出し、
3000社以上の中から候補を絞り込んでいく作業です。
最終的に200社ほどリストアップし、
そこからさらに精査して約50社の投資候補銘柄を絞り込む。
正直に言えば、
膨大な時間と労力がかかる作業でした。
手作業の限界と、銘柄スクリーナーの併用
この方法を一年ほど続けて、
候補銘柄はある程度固定化されてきました。
ただ、数値の更新や入れ替えはすべて手作業。
さすがに継続は難しいと感じ、新規候補銘柄の選定は、
銘柄スクリーナーを使うようになりました。
既存保有銘柄や、既に投資候補に選定している銘柄については、
引き続き四季報を使って数値の更新を行っています。
証券会社のスクリーニング機能や
トレーディングビューなどを試した結果、
現在は、最も多くの条件を設定できる
トレーディングビューの銘柄スクリーナーを使っています。
現在の銘柄選定基準
現在チェックしている指標は10項目ほどありますが、
特に重視しているのは次の3つです。
- 配当利回り:4.5%以上
- 自己資本比率:40%以上
- 時価総額:400億円以上
高配当であることは当然として、
自己資本比率で財務の健全性を、
時価総額で流動性を確認します。
業績、財務のいずれも強みがない「高配当」の銘柄は、
長く持ち続けても、成長し続ける期待値を感じることはできません。
目標銘柄数と分散の考え方
目標としている銘柄数は最低50銘柄以上。
セクターも20以上に分散することが理想です。
市場全体が暴落するリスクは避けられませんが、
多くの場合、
業績の良いセクターと悪いセクターは混在します。
分散投資こそが、
高配当株投資における最大のリスクヘッジだと考えています。
買付タイミングと株数の決め方
高配当株は、
インデックスファンドのように
毎月定額で買う投資ではありません。
基本は、過去1年ほどの値動きを確認し、
比較的安い水準で100株単位で買います。
フルベットはせず、
下がったときに買い増せる資金余力を常に残す。
これが私自身の高配当株投資ルールです。
現在の保有銘柄数と今後
現在の保有銘柄数は約30銘柄。
直近の日本株上昇もあり、
すべて含み益となっています。
ただし、
短期的な売却は全く考えていません。
業績成長に伴う値上がり、増配、株式分割などを期待しながら、
長期で持ち続けることが与作方針です。
配当金は「心の余裕」
配当金は再投資していません。
すべて「好きなように」扱ってます。
一見、非効率に見えるかもしれませんが、
これが高配当株投資を続けていく最大の理由でもあります。
他の投資で得た利益は
生活防衛資金やインデックス投資、
高配当株投資の原資になります。
配当金だけは、使い道を決めない。
この、一見して“矛盾”に感じる割り切りこそが、
投資を楽しく、長く続けていくための
「心の余裕」になっています。
次回予告
次回からは、短期・中期トレードについてもう少し詳しく書いていきます。
まずは、私がデイトレードをやめてスイングトレードに落ち着いた理由からお話しします。

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