第7回|インデックス投資という第二の柱

なぜインデックス投資を始めたのか

きっかけは、確定拠出年金でした。
当初はほとんどがアクティブファンドでしたが、何もしなくても資産が増えていくことに正直驚きました。

その後、リーマンショック、東日本大震災、コロナショックと、いくつもの大きな下落を経験しました。
一方で、アベノミクス以降の急成長も目の当たりにしました。

こうした経験を通じて、
「個別の当たり外れより、市場全体の成長を取りに行く」
という考え方が、少しずつ自分の中に定着していきました。

資産三合目までの大きな下落を経て、
次はインデックス投資に第二の柱を置くことに、迷いはありませんでした。

新NISAと特定口座の使い分け

インデックス投資は、長期で複利を効かせるものです。
そのため、現在の新規買付は新NISAを中心にしています。

一方で、新NISAが始まる前に特定口座で購入した分を、
売却してまで新NISAに移すことはしていません。

インデックスファンドは、目先の小さな利益を追わず、じっくりとコツコツ積み上げることが最も重要だと考えているからです。

銘柄選定の基準

確定拠出年金を始めた当初は、
インデックスとアクティブの違いもよく分かっていませんでした。

しかし、信託報酬の差と、長期実績を比較する中で、
低コストのインデックスファンドを選ぶのが合理的だと判断しました。

現在は、

  • eMAXIS Slim S&P500
  • eMAXIS Slim 先進国株式

この2本に集中投資しています。

積立か、一括かをどう考えているか

積立か一括かについては、意見が分かれるところだと思います。

私自身は、基本的にドルコスト平均法による積立を選択しています。
価格が高くても安くても、長期目線で買い続けることが、
インデックス投資の王道だと考えているからです。

ただし、NISA枠に余裕がある場合は、
一括投資を活用することもあります。

積立額をどう決めているか

前年にプールしておいた翌年分の生活防衛資金と合わせて、
約240万円をインデックス投資用資金として証券口座に移しています。

そこから、

  • 積立枠
  • 成長投資枠

それぞれに、2本の商品を毎月10万円ずつ、
決まった日に自動で購入する設定にしています。

金額を迷わず、
機械的に続けられる形にしているのがポイントです。

運用実績はどう評価しているか

eMAXIS Slim S&P500と先進国株式の
2022年〜2024年の3年間の累計成長率は、
それぞれ 38.5%、34.9% でした。※基準価額ベース(分配金再投資、概算)

もちろん、時代の追い風があったのも事実です。
ただ、途中で迷わず、最初に決めた方針を貫いたことが、
結果につながったのだと思っています。

シニア世代にとって難しい「出口戦略」    

インデックスファンドは、
単年で見ればマイナスになる年もあります。

近年の成長は素晴らしいですが、
戦争、疫病、災害など、将来は誰にも予測できません。

「15年〜20年先を見て投資しましょう」
と言われることもありますが、
正直、私たちシニア世代には、そこまで待てる時間的余裕はありません。

どこで資産をリバランスし、
どのタイミングでキャッシュ比率を高めていくか。

この出口戦略は、
今もなお、私自身が向き合い続けている大きな課題です。

今はまだ答えは出ていません。
ただ、「段階的にリスクを落とす」という方向性だけは決めています。


次回予告

次回は、
第三の柱である高配当株投資についてお話しします。

「配当金」は自分にとって“ご褒美”なのか…
“心のゆとり”なのか…

そして、それは本当に持ち続けるべき柱なのか。

改めて整理します。

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